カーペットカーペットについたシミの除去方法について教えて下さい。

汚れた部分のお手軽クリーニング方法

普段気をつけていても、ふとした拍子にシミをつけてしまうことがよくあります。シミをつけてしまった場合には、「素早い対処」が汚れを最小限にとどめる秘訣となります。(時間がたつほど取れにくくなります。)そこで、ここではその対処方法についてご説明します。

(1)まずは以下のクリーニンググッズを準備して下さい

クリーニンググッズ

  • ティッシュペーパー
  • 霧吹き
  • ぬるま湯
  • 白いタオル3枚
  • (ガンコな汚れの場合には)中性洗剤

(2)まず、カーペットに押し付けないように、ティッシュペーパーでそっと汚れを吸い取ります

固形物はそっと取り除いて下さい。

(3)ぬるま湯を霧吹きに入れて汚れた部分に吹き付け、汚れが広がらないように注意しながらタオルでたたくように吸い取って下さい

タオルのきれいな部分を使ってこの作業を繰り返します。
ガンコな汚れの場合: ぬるま湯に中性洗剤を入れて上記の作業を行って下さい。その際、カーペットの中に洗剤を残さないように、最後はぬるま湯だけで上記作業を行って下さい。

(4) 汚れが取れたら、最後に乾燥させればOKです

くれぐれも汚れを取る際には「こすらない」ように注意して下さい。
使用する洗剤はカーペット専用の中性洗剤をおすすめします。塩素系の洗剤を使用すると変色する恐れがありますの
 で、ご使用しないようご注意下さい

「こんなシミの対処方法は?」カーペットのシミ抜き方法

クリーニンググッズ思わずつけたしまった汚れにもいろいろあります。その「汚れ」によって対処方法も様々です。ここではその汚れ別のシミとり対象方法をご説明しますので、上記の「お手軽クリーニング方法」とあわせて実践してみて下さい。

ご注意!

  • 下記の方法は汚れの取り方の一つの方法です。カーペットのシミや汚れには複合したものもあり、またカーペットに使用される繊維にもいろいろありますので、全て完全にとはいいきれない点があることをご了承下さい。
  • くれぐれも洗剤の拭き残しがないようご注意下さい。
乳製品 布にお湯をつけて軽く吸い取り、中性洗剤で拭きます。シミが残るようならさらにアルコールで拭きます。
コーヒー・ココア・紅茶 レモン汁で拭くかまたは、ぬるま湯をかけティッシュペーパーで吸い取り、乾いたタオルで拭きあげます。
しょう油・ソース ティッシュペーパーでできるだけ吸い取った後、中性洗剤で拭き取り、最後にぬるま湯で拭きあげます。
ガム ビニル袋に氷を入れ、付着したガムの上にのせてガムを固め、固まったらゆっくりとガムをはがします。最後にアルコールで拭き取ります。
カレー 布にぬるま湯をつけてたたいた後、中性洗剤で拭き取り、最後にぬるま湯で拭き上げます。
チョコレート 布にベンジンやアルコールをつけてたたき、濡れた布で拭き取ります。
クレヨン・靴ズミ アルコールを歯ブラシにつけ、叩くようにして取り、ぬるま湯で拭きあげます。
インキ・墨 ティッシュペーパーなどで吸い取った後、中性洗剤で拭き取り、最後にぬるま湯で拭き上げます。
タバコの焦げ後 硬めの歯ブラシにオキシドールをつけ、こげた部分を拭き取ります。
乾かしてやわらかなブラシで十分にブラッシングし、洗剤を入れたぬるま湯で汚れをしめし、ぬるま湯で拭きあげます。
油性の汚れ バター・口紅・食用油などの油性汚れは、アルコールで拭き取り、中性洗剤を入れたぬるま湯で拭きあげます。

これでも気になる場合は、専門業者にご相談下さい。