こんにちは
インテリアブランド シンコールの商品企画 しんこです
昨日から新たな商品の仕様を構想中です
アナログ人間、思いつき人間なので
パソコンに向かって作りこむのは苦手
真っ白な紙に、にょきにょき枝を書いてまとめていくように
しています
思いつきが思わぬ方向に伸びていって、後から見ても
分かりやすいのと、人に要点を説明しやすいので
大活躍している術です
今日はスタイルカーテンについて考えをめぐらせて
いたところ、バルーンシェードについて問合せがありました
バルーンシェードとは、上部にレールがついていて生地を
上げ下げできるシェードの1種ですが、
上げたときに裾がまあるく風船みたいにふんわりするので
そう呼ばれています
アーチ型の出窓が人気だった頃、そう、15年か20年前の
リビングには結構使われていたのではないでしょうか
そろそろリフォームの時期ですね~
一時、ご注文が少なかった出窓タイプのシェードは、ここ1、2年
コンスタントにご注文がくるようになっています
ありがとうございます
今日のお問合せは、最近人気のあるプライバシー効果のある
ミラーレース(シンコールではプライバシーレースと呼んでます)で
バルーンシェードができないか? というものでした
スタイルカーテンに対応する生地かどうかは、カタログ頁にある
スタイルのアイコンで分かるようになっていますが
ご希望のプライバシータイプのレースにはバルーンシェードの
対応マークがなかったのですね↓
プライバシー効果のあるレースのうち、裏側がテカテカと
光る糸(ブライト糸といいます)を使って鏡のように光を
反射する作りのタイプは、
やや厚手に編んであることもあり、生地にハリがあるものが
多いのです
厚くてハリのある生地でフリルを作ると、ごわごわ、ボアボア、
広がって全然可愛くない
生地なので縫うことはできるけれども、見た目が悪くて
仕上りにご満足いただけない、
そういう生地には対応マークをつけていないんです
いろんな生地を選ぶことができて、それを使っていろんなスタイルに
することができるのがオーダーカーテンのいいところですが、
それよりも、生地の特性を生かした形にすることが一番大事
わたしたちブランドメーカーでは最低限の線引きをして、
対応マークをつけていますが、
実際の生地は生き物のように一点一点、個性があります。
仕上げるサイズによっても、印象も出来上がりも変わるので
カーテンの専門店さんやコーディネーターのみなさんは、納めた
経験を生かしながら、ユーザーの皆さんへアドバイスをしていく
ことになります
何事も奥が深く 日々勉強なのです
さて、しんこはお昼からもいろんな企画を練りますよーー
では今日も一日がんばりましょう
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